歌詞に強弱を付ける
さて、ある程度音程が取れるようになって来たら、今度は歌詞に強弱を付けましょう。
ここでいう強弱とは、感情を込めて歌う事です。
いくら音程がしっかり取れるようになって来ても、
感情が込もっていないと上手くは聞こえません。
そこで知って貰いたいのは、歌詞には物語があるという事です。
その歌詞を書いた人の想いがあるのです。
その人が何を伝えたいのかを良く知る事が大切です。
また自分自身もその歌を歌って何を伝えたいのかを知ることが大切です。
しかし多くの人が歌詞の意味を理解していないで歌っています。
音程に合わせてしゃべっているだけなのです。
ここで分かり易く説明すると、『あなたを愛しています。』という歌詞のフレーズがあったとします。
音程に合わせてしゃべっているとはこんな感じです。
『アナタヲアイシテイマス』
これでは何も伝わって来ないですよね。
これを意味を理解して感情を込めて歌うと
『あ・な・た・を〜、愛しています…。(^^)』
こんな感じになります。
全然違いますね。
まず歌詞の意味を理解して一つ一つの言葉を意識して歌ってみて下さい。
そうすれば自然と、弱く優しく歌う部分、強く激しく歌う部分、時には優しく強く歌う部分など分かって来るはずです。
ラブソングを歌いたいのであれば、好きな人をイメージしながら、失恋の歌を歌いたいのであれば、別れた恋人を思い出しながら歌ってみると良いでしょう。