音程が取れない理由そのA
音程が取れない理由その@では頭の中のメロディについてでしたが、今度は頭の中でメロディがしっかりしているのに、声に出すと音程がはずれてしまう場合です。
この多くの場合は地声で歌おうとするからです。
地声とは普段しゃべっている声の事です。
さて、地声と歌声の違いとは何でしょうか?
分かり易く説明しますと、あなたが上司、もしくは先輩などから電話が掛かって来たとします。
「はい、もしもし○○です。」って言いますよね。
この声は普段しゃっべている声ではないと思います。
普段しゃべる声より若干高く、意識している声ですよね。
歌声もこれに近いんです。
この声よりもっと意識した声と言った方がいいかも知れせん。
音痴を治す練習法そのA
音程が取れないその@で聴いていた歌を歌詞を見ないで一緒に歌います。
ここで、片方の耳だけにヘッドホンをしてみて下さい。
こうする事によって自分の声のメロディとアーティストのメロディを確かめながら歌えます。
(ヘッドホンの音量は自分の声と同じ音量で聴いて下さい。)
こうして一緒に歌っていると、音程が合っている場合は自分の声しか聞こえません。
反対にアーティストの声が聞こえる場合
音程が取れていないか、リズムが取れていないのです!
アーティストの声が聞こえなくなるまで繰り返し練習しましょう!
ここでのポイントは最初から一気に練習しようとしない事です。
まずはAメロを繰り返し練習して、ある程度自分が納得するようになったら次はAメロ、Bメロと、徐々に広げていく事です。
ヘッドホンで一緒に歌う時は必ずアーティストと同じキーで歌う事です。
同じキーとは同じ声の高さと言う事です。
これを普段しゃべる声と同じ様に歌ってしまうとまったく意味がありません。
必ずアーティストと同じ声の高さで歌いましょう!